もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

「ヒビノセイカツに追われて…」って言っておけば何も出来ていないことも大抵赦される[誰に?]

言い訳を考えなければいけない。私は私自身が納得をする言い訳を考えている。〇〇が出来ていないことに対する言い訳だ。別に仕事上のことでもないし、誰かとの約束を反故にするとかそういう話でもない。それでも私は言い訳を考える。

えっ?なんのために…?

そうだ。何故他人に知られることでもないのに言い訳を創り上げなければならないのだ?出来なかったなら出来なかったと事実を受け止めればいいだけの話ではないか。同じ轍を踏まないための自戒…いやいやそんな大層なコトを考えた記憶は手許にはない。やっぱり単なる自己救済の儀式なのか?

赦しの為に苦しんでいるフリをしているのか、それとも苦しむことで出来なかった苦しみを軽減させているのだろうか。こんなところまで考えてしまうと、どんなに上手く積み上げた言い訳だって、なんだか白々しく想えてしまう。ああ無垢な自分には帰れない。

そんな時は「ヒビノセイカツに追われて…」でいいじゃない

「ヒビノセイカツ」とは妖怪なのかお化けなのか新種のウィルスなのかよくわかっていない。しかし、とにかく追ってくるということだけはわかっている。追ってくるっていうと近所に出没する〇〇〇〇な方なのかなとか思っちゃうわけで。えっ!?あの人が「ヒビノセイカツ」だったの?

…いや違う違う。違うを立証できるほどの材料はないけどやっぱり違う。無闇に他人を疑ってはいけない。他人に向けた刃は知らない間に自分自身も切り刻んでしまうものなのだ。

まあとにかく、なんだか得体のしれない「ヒビノセイカツ」に追われたら、何にも手がつかないねって話だ。じゃあ色々と出来なかったアレやコレやソレも「ヒビノセイカツ」に追われていたということで。

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