もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

【ブログあるある】記憶喪失の人が本人のブログにたまたま辿り着いて自分が書いたブログとは知らずに読み耽っていたら何時の間にか記憶が回復していること(あるある度:97)

人間の記憶はアテにならない。記憶の改竄はリアルタイムで行われていて、現在保持している記憶が一分、一秒前、一ミリ秒前までの連続性を正確にトレースできるかと言われれば当然不可能である。だから古来から日記や備忘録をつづり、日々の想いや気づきを未来の自分へと託していたであろう。

もちろんブログだってまったくもってその類なのである。今の時点では過去記事を振り返ってもドロドロとどうにも消化不良で不完全燃焼気味な感情しか湧いてこない。しかし、時が経てば別の角度や俯瞰の視点で眺めることが出来るようになっているに違いないだろう。そうすれば、過去の自分が書いた時点ではモヤーヌとした何物でもない何かが突如としてハッキリとした輪郭線を持った明確なイメージとなって目の前に現れるやもしれない。やもしれないなので、決して確証があることではないが、只で買える富くじと思えばいいのやもしれないし、ヤモリとイモリとタモリの区別ができるようになってるやもしれない。やもやも。

 

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