もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

お金が貯まらないのは知らず知らずの内にクレジットカードの時間差攻撃にやられてしまっているからだった!

クレジットカードは現金の持ち合わせが無くても商品やサービスを購入できてしまう魔法のようなカードである。このカード、調子に乗って使いすぎると最終的に破滅の道を辿るという寓話にありがちな末路が待っているところもなんとも魔法的ではないだろうか?

強大な力をマネジメントするにはその力の構造を理解することと揺るぎない理性が必要となる。今日は現在の魔法クレジットカードに纏わる見落としがちな罠を一つ紹介しよう。

 クレジットカードは時間差攻撃を仕掛けてくる

クレジットカードの得意技の一つに時間差攻撃がある。「時間差攻撃」とは元々バレーボールで使われる戦術の一つだ。試合を見たことがある人ならお分かりかと思うが、あのネット近くに上げたボールに向かってヒュッとジャンプしたところにバッとブロックしようとしたら、別の選手がヒュッとジャンプしてきてブロックしようとした選手が「くっ…!」ってなっているところにスパイクをバシーンと打ち込むアレである。

クレジットカードを使ってから実際に引落があるまでに最大で2ヶ月近くかかってしまうなんて!

これこそクレジットカードを使用する際に注意してほしい罠の一つであり、時間差攻撃の正体なのである。

クレジットカードの請求は前回締日翌日から今回の締日までに使用した分を翌月に引落される。話を分かりやすくするために私が使っているJなカードを例にしよう。Jなカードは締日が毎月15日で引落はその翌月の10日である(10日が土日祝日だった場合、翌営業日に引落される)。具体的な数字を当てはめると、7月16日(前回締日翌日)にクレジットカードを使用した場合、支払日は今回の締日である8月15日の翌月の10日、つまり9月10日に引落されることになるのである。

7月に使ったお金が実際には支払うのは9月になってからだ。二か月近くも前に買ったモノなどもう支払が済んでるだろうと思ってたら、なんと支払はコレからだったのである。夏の暑さで思考能力が低下による散財を、涼しくなった頃に引落を迫られるのだから堪らない。そして、お金も貯まらない。(!)

※実際には締日の前に使用した場合でも、決済のタイミングによって次回請求になる場合があるというのだからまったくもって油断ならない。

使った金額と同額をさっさと引落口座に入れておけば大丈夫!

そう、これこそクレジットカードの時間差攻撃に対する解なのではと私は考えている。

使える分しか使わない。そして使った分はさっさと使えなくする。掟によって使用を制限するのは魔法もクレジットカードも同じなのではないだろうか?(イイまとめ)

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