もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

CDの特典がDVDだったときのモヤモヤと向き合ってみる

時は西暦2017年だ。CDは取込まれるためだけに虚しく回転運動を続ける。なんだか退廃的な未来感を感じてしまう。しかもそのCDに付いてくる特典がDVDときたものだ。なんということだ。未だにDVDなのか!…などとは思ってはいけないのかもしれないが、未だにDVDなのか!と思ってしまう。大人には色々な事情があるのだ。コストの問題やユーザーの再生環境の問題。そう色々あるのだ。

しかしどんなに大人の事情を斟酌しても、我が家の超特大TVにはボヤけて色彩を失った映像しか映らない。おそらく元のソースは高精細な映像であるにも関わらずだ。しかしファンの元に届けられる映像はモヤが掛ったように不明瞭な映像。まるでモヤモヤとした心象をそのまま映像化したかのようだ。そう考えればボヤけた映像も「味がある」の苦肉の言い訳で突破できるのではないだろうか。高画質はなんだか冷たい印象を受けるからやっぱりDVDの映像がいいと自分を誤魔化すのも一興だ。 

特典がDVDでるあることで自己を見つめるイイ機会となった。そうだ、それを気付いて欲しかったんだよ!…ということなどこれっぽちも考えていないであろう制作者の意図を妄想したっていいじゃないか。

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よく考えたら未だに人間も二足歩行じゃないか!

そう、未だに人間は二足歩行によって地べたを這いずり回っているではないか。未だにエネルギーを経口で摂取し取り込まなくちゃいけない。そしてその残りカスをテレポーテーションで排出できないでいる。人間自体が進化できていないのだからDVDにとやかく言うのは止めようと誓った。そんな西暦2017年。