もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

オロロコマチ

「オロロコマチ」。ふと思考の片隅に現れたしょーもない駄洒落。駄洒落と呼んでいい産物かどうかも怪しいものだが。

785699257回目の「オロロコマチ」

自分一人が考え付く程度のことは大抵既に他の人が思いついているものだ。1対70億の勝負に勝ち目など無いに等しい。世界は常に私の先を進み、イソップのウサギのように遅い歩みをせせら笑う。「やっと追いついてくれたかい。君がココに来るまでに六十と四人のオリオンが僕の頭上を飛び去って行ったよ。ふぁ~あ。」とぬかした次の瞬間にはウサギの姿は遥か彼方のそのまた彼方に往ってしまった。フィクションでは追いつけるが現実では追いつけない。掴めない星に手が届くかのように錯覚させるのがフィクションなのだから。ゆめゆめお忘れなきように…。

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"おろろこまち" 3 件 (0.23 秒)

"オロロ小町" 4 件 (0.41 秒) 

"おろろ小町" 約 118 件 (0.50 秒)

意外と思いついた人は少ないようだ。とは言ってもこの数字はインターネッツが世に広まり、検索エンジンによって世界が支配されたココ十数年の間のWEB上という特異空間での数字に過ぎない。小野い…ではなくて小野小町の名が有史に登場してから千年以上の月日が流れている。その間、人々の頭の中に思い浮かんだ「オロロコマチ」が数千万、数億回を超えていたとしても不思議ではない。

n+1回目の「オロロコマチ」が今日生まれ、n+1+1回目の「オロロコマチ」が明日生まれることだろう。