もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

【先週のお題】プリッツでご飯を食べる人【おやつ】

先週のお題「おやつ」

先週のお題である「おやつ」の題材を探していたら、いつの間にかお題が変わっていた。一週間もあるからゆっくり考えよう。などと考えていたら時は異常な速さで過ぎ去っていた。気が付いたら死んでいたなんて、よくある話である。自分が今いる世界が死後の世界がどうかを判定する術を人間は持っていないのだから実際のところどちらでもいいのかもしれない。死と生の間にどれほどの距離があるのか知っているようで実は何もしらない。

プリッツでご飯を食べることの意味

最近、お菓子のプリッツ(グリコ)で器用にご飯を食べる人物に出会った。プリッツ2本を箸代わりに使用してご飯を食べる。聞くと大したことのない様に思える。実際目の当たりにしなければその凄さは伝わらないだろう。プリッツは細くて脆い。ちょっとした衝撃でアッサリと折れてしまう。まるで人間の心のようだ。そんな人間の心ほどの脆さのプリッツが本物の箸以上に箸然とした様で縦横無尽に食卓を制覇していく。これほど痛快なことはないだろう。

食事の後には箸であるプリッツをおやつとして食べてしまえるのだ。始まりから終わりに至るまで無駄がない。微に入り細を穿つとは正にこのことだろう。(いやちがう)

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