もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

セタ

そういえば今日は七夕でした。伝統行事は何でもかんでも商業イベントに組み込まれがちな昨今に於いて、大して大騒ぎもせず高価なアレを食べなくちゃでもなくアノ贈り物をする日とかでもないという、なんとか悪い大人達に見つからずひっそりと生き残っている希少種、それが七夕という日なのです。

まあ、夏にはイベント沢山ありますので今更七夕を担ぎ上げる必要もないのかも知れません。他人の逢瀬をダシに一儲けしようなんて浅ましいことを天下の〇〇だって考えるわけないですね。(アワワ…)

セタと七夕と空目と空豆

セタと七夕は近くて遠い。字面的にはこの上なく近しいとも言えるし、意味の上では星間ほどにその距離は離れている。

七夕を片仮名で読んでセタと名付けたのでは?と勝手に予想をしていたが、どうやら地名にその名の由来を持つようだ。まあそうだよねと思う他はない。

それよりも既にセタがこの地上に存在しないことを知ってそちらの方が驚愕すぎた。驚愕過ぎて、実際は振り上げてないけど想像上振り上げた拳はやり場を失い、フワフワと虚空を唯々漂うばかりである。

そこまでセタに対して思い入れがあるわけではない。森田も金沢も触れた試しのない、存在を知っているだけの存在でしかない。それでも存在を知る対象がこの世を去った事実を数年もの時を経て今更知ってしまうことに、我が身の明日と重ねて一抹の淋しさがよぎる。

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