もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

子供がトイレットペーパーと間違えてキッチンペーパーを買ってきたときの接し方

人間は間違う。人間に限らず生きている者は大抵間違う。いや、生命体であろうがなかろうが間違うモノは間違う。あの石ころだって間違ってこんな人気の少ない陰気な公園のトイレ前に鎮座してしまったのだ。間違いを起こすことこそ宇宙の一部たる万物の正しい振舞いなのである。もし間違いを見つけたらこの世に生まれた奇跡を感じ取ろう。ウォウ♪ウォウ♪ウォウ♪ウォウ♪

とびっきりの笑顔でキッチンペーパーを渡されたら…

なぜ息子or娘は満面の笑みを湛えているのだろうか?それは、お使いというミッションを無事終えたという自負が自然と顔を綻ばせるのだろう。自尊心の芽生えである。つまりは一種の天狗状態なのである。この小さな子天狗の鼻を無慈悲にもへし折ることは正しいことなのだろうか?頼まれたモノと違うモノを買ってきてしまったと知ったら子供の心は天上から奈落の底へと真っ逆さまに落ちていくことだろう。非常に強い強いトラウマが後の人生に暗い影を落とすことは目に見えている。かといってキッチンペーパーで肛の門を拭くなどということは言語同断なのである。子供の自尊心へのダメージを最小に抑えつつ間違いを訂正する。親になったら一度はぶち当たる難所の一つだ。

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とりあえず迷ったら抱きしめるが正解だ

子供は親に抱きしめられたとき全てを察する。自分の犯した罪と、その罪が深い愛情によって赦されたことを。ああっ…!