もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

肩のヒラヒラの効力

防御力を軽んじる現代の装備事情

防御力はトコトンまでに正義だ。攻撃は最大の防御というが、どう考えても防御こそ最大の攻撃である。相手の攻撃が効かなければ例え非力なアタックでも強大な相手を捻じ伏せることができるだろう。守りを固めずに攻撃に移るなど功を焦った愚策である。

祖父がよく貝獣物語なる古代のゲームを用いて防御の重要性を説いていた。防御を制したものが戦いを制する。そんな当たり前のことをシンプルに教えてくれる名作ゲームだ。

しかし現代人の装備(衣服)には、そんな大切な防御力が欠けまくりすぎて微塵も残っていない。守りを固めればなんの心配もせずにノビノビと戦いに挑むことができるだろう。不足する防御力が日本から活力を低下させている一因ではないだろうか?

な・な・なんだぁ~っっ!あの肩のヒラヒラは~!

装備には何かしらの効力がある。現代の装備は防御力を軽んじているのは明らかであるが、その代わりに機能性装飾性経済性〇〇性✖✖性や△△性を重視している。そんなことでは魔王はおろか、中ボスだって倒せやしないのに。

しかし落胆することはない。現代においても防御力に優れた装備を最近街で見かけてしまった。それがあの肩のヒラヒラである。肩のヒラヒラは一見してヒラヒラだが、その実見えないオーラで装備したものをガッチリガードしている。見た目以上に異常なる防御力を誇っているのだ。そうでもなければ、あの肩のヒラヒラが肩でヒラヒラさせているワケを説明できないではないか。

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