もしかしたらアレ

気付いたら闇の中。右往左往して出口を見つける。

マーラーカオってなんだろう?

何もしないと大抵何も起こらない。極たまに何もしなくても何かが起こることはあるけど、それもやっぱり過去に何かをしたことが今になってトリガーが引かれて発動しただけであったりする。とりあえず動くことが正解か不正解なのかはわからない。しかし、try&errorがやっぱり一番手っ取り早いんじゃないかとも思ったりもする。さて正解はどっちだろう。

スーパーで出会ったマーラーカオ。これは未知との遭遇である

ということで、何もすることがないので、近所のスーパーをブラリと練り歩いてみる。「練り歩く」ってよく聞く歩き方だけど、どのように歩くか知っている人は少ないのではないだどうか?実際私も知らなかった。練るように歩くのか、それとも練りながら歩くのか?練るとは何を練るのだろう?もしかして考えを練るってことなのかな?

私が考えを練り練りしながら歩いていると、パンが積まれたワゴンが目に付いた。何気なく眺めていると見慣れない名前の菓子パンがそこにはあった。

外装には「熟成 馬拉糕(マーラーカオ)」と書かれている。とりあえずマーラーカオって何?って率直な疑問しか浮かばない。なんとなく字面から中国や台湾のパンなのかと推測はできるが、袋の何処にもマーラーカオに対しての説明がどこにもない。もはや説明不要なほどにマーラーカオなるパンが世間一般に浸透しているのか?いやそんな馬鹿な…。

ブロガーたるもの世相に敏感にならなくてはいけないと、身勝手な散財の理由を見つけ、私はそのマーラーカオなる菓子パンを手にレジへと向かったのだった。

これが「熟成 馬拉糕(マーラーカオ)/山崎製パン」だ!

マーラーカオなる名前のパンは一切知らないが、一瞥しただけでこのパンは旨いことはわかる。この外見で美味しくないはずがない。

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しかも5個入りだ。これは5人組の正義のヒーローが菓子パンで争わないようにという思想の元に設計されたからである(…そうだとしたらどんなに素敵なことだろう)。

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ちなみにマーラーカオとは中国の蒸しパンである。マレーシアから中国に伝わったお菓子を中国でアレンジして開発された蒸しパンなので、「馬拉」(マーラー=マレーシア)「糕」(カオ=カステラ、ケーキなどのお菓子)らしい。

あのときマーラーカオと出会わなかったらマーラーカオを知らない一生を送ってしまうところだった。ありがとうマーラーカオ!フォーエバーマーラーカオ

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